革靴産業の現状とサステナブルでの差別化

レザー業界ニュース

革靴生産の現状

  • 2020年4~5月に小売店が休業して以降、消費の戻りが鈍く、在庫過多で注文が入ってこない
  • 東京・浅草では、メーカーの廃業や経営統合が相次いでいる。
  • 革靴の生産統計によると、2020年10月時点でも紳士靴の生産足数は前年比63%、婦人靴・子供靴は72%の水準にとどまる。
  • 靴資材メーカーは「靴メーカーへの供給は21年春夏までは55~60%の水準が続く見通し」と語る。
  • 製造小売り型の専門店企業は、在庫を持たずに少量生産を繰り返し、「2週間などの納期で材料を発注する体制を取っているので、比較的回復の戻りが早い」

革靴産業が今後とるべき戦略

  • 観光客需要に期待は持てないし、勤務スタイルが多様化しているなかでは、新しい様式のMDやサプライチェーンを踏まえて物作りをデザインする必要がある。
  • 数が売れないなら、何かしらの付加価値を持って単価を上げるしかない。今は、サステイナブル(持続可能)の取り組み。
    食肉の副産物である皮を利用する革製品は、そもそもサステナブル

サステナブルの事例

  • ワシントン靴店は19年秋冬物から、皮革・革製品の国際環境基準監査団体レザー・ワーキング・グループ(LWG)の認証を受けた革をPBのパンプスなどに採用している。
  • 百貨店向けでも、卑弥呼が来春から一部の商品にLWG認証の革を採用し、取り組みを紹介するウェブページも作るという。

出典元

【記者の目】危機的状況の革靴の国内生産
モノづくりをデザインして価値共有を