履物産業を巡る最近の動向 経済産業省【2020年度】

レザー業界ニュース

日本の履物(靴)産業の現状

  • 日本の履物(靴)産業の市場規模は2018年の日本の履物市場規模は1兆3680億円で、過去十数年間横ばい傾向。
    少子化や人口減少の影響もあり、今後も横ばいでの推移が見込まれている。
  • 革靴の出荷額と事業所数の推移はピーク時である1991年に比べ、2017年までで出荷額は約8割、事業所数は約7割減少している。
  • 日本の革靴産業を取り巻く状況 ・国内生産が減少する一方で輸入は増加しており、輸入浸透率は60%程度にまで上昇。
    2010年代以降は生産・輸入とも横ばいで推移しており、輸入浸透率にも変化は見られない

革靴/履物産業でみられる新たな動き

  1. IoTの活用
    ・マスカスタマイゼーション、ファクトリー・トゥ・コンシューマー
     -受発注のデジタル化、生産の自動化、資材・在庫管理の効率化、配送の効率化
    ・3Dプリンターでの木型・ソールの生産
    ・パーソナライズ
     -3D計測、スマホアプリでの計測の進化、自動リコメンド機能
    ・パターン/フルオーダーサービスの拡大
    ・販売チャネルの多様化(オンライン販売の拡大、オムニチャネル)
    ・センサー機能を活用したスマートフットウェア
     -歩行・ランニングフォームの改善、健康増進、疾病予防、音楽やゲームとの連動

  2. 高付加価値化・ブランディング
    ・戦略的な顧客ターゲティング、顧客ニーズに見合った商品開発
    ・SNSを通じたブランドイメージの発信
    ・素材に注目した付加価値創造

  3. 海外展開
    ・日本人ならではの繊細なものづくり技術、究極の履き心地
     -ビスポークシューズ
    ・欧州ブランドにはない独自の世界観、デザイン

  4. サステナビリティ
    ・CO2排出削減
    ・環境負荷を軽減する素材開発
    ・素材・製品のトレーサビリティ
    ・リサイクル

出典元

履物産業を巡る最近の動向
令和2年4月 経済産業省製造産業局生活製品課